立ち寄るだけじゃもったいない。秋田県内の魅力的な道の駅３選をご紹介！

雄大な自然に癒やされる「道の駅ふたついきみまちの里」

カーブを描いた大屋根が特徴的な道の駅の外観

まずはじめに、世界遺産・白神山地の玄関口として知られる、秋田県能代市二ツ井町の道の駅。2018年、県立自然公園「きみまち阪」近隣にオープンしました。二ツ井白神ICから近いこともあり、県内外から訪れるたくさんのお客さんで賑わっています。

ジェラソフトミルク味。季節によって新しいフレーバーも楽しめます

道の駅スイーツといえばソフトクリーム。「道の駅ふたつい」の名物「ジェラソフト」は空気を抱き込んだ特殊な製造方法で作られており、なんと提供直後、5.1秒は逆さまにしても落ちないという特徴が！ひと口食べると濃厚なミルクが口の中に広がりますが、フワフワとした不思議な食感で、ペロッと食べられちゃいます。本当に逆さまにしても落ちないのか…気になった方はぜひ試してみてくださいね（挑戦は自己責任で…）。

駅内には子どもが楽しめる室内遊具を完備。日本一背の高い秋田杉や複数の山が連なった七座山、曲がりくねった米代川など、二ツ井の自然をモチーフにデザインされています。小さなお子さんのいるご家族も、天候を気にせず楽しめるのが嬉しいですね。

新鮮な地元産野菜やここでしか手に入らない名産品がずらり！

直売所では、地元二ツ井の新鮮な地場野菜を中心とした生鮮品をはじめ、食料加工品や工芸品などさまざまな商品が。中でも、きみまち阪の桜の花びらから分離した「秋田美桜酵母」を使用したクラフトビール「きみまち美桜ビール」や、美桜酵母でつくったどぶろく、「きみまちの詩」など、ここでしか買えない商品ばかり。立ち寄った際にはぜひチェックを。

きみまち阪の桜の花びらから分離した秋田美桜酵母を使用したクラフトビール「きみまち美桜ビール」

道の駅を背に、ゆったりと流れる米代川で川下りを楽しめる

施設の後方を流れる米代川では気軽にプチカヌー体験ができるのもこの道の駅ならではの魅力。初めての方でも、日本カヌー連盟公認の指導員さんが優しく楽しくレクチャーしてくれるので、安心です。保護者同伴であれば、小学生以上のお子さんも体験に参加できます。二ツ井の観光名所「きみまち阪公園」や「七座山」など美しい景色を眺めながら、ゆったりと川を下れば、身も心もリフレッシュされること間違いなし! ご家族やお友達との思い出づくりにぴったりです。

カヌー体験の詳細はこちら

道の駅ふたついきみまちの里

能代市二ツ井町小繋字泉51

http://michinoeki-futatsui.jp/

【交通アクセス】

二ツ井白神ＩＣから車で約10分(約7km)

大館能代空港ＩＣから車で約15分(約12km)

JR二ツ井駅から車で約6分(2.8約km)

新鮮な海の幸盛りだくさん「道の駅おが　なまはげの里オガーレ」

JR男鹿駅から徒歩３分。日本海を望むロケーション

続いてご紹介するのは「来訪神行事」のひとつとしてユネスコの無形文化遺産に登録された「男鹿のナマハゲ」の発祥の地として知られる秋田県男鹿市の道の駅。こちらも2018年「JR男鹿駅新駅舎」と共にオープンしました。

市場をイメージした広々とした店内には、海産物はもちろん、地域の農産品やお土産品がずらりとならぶ

男鹿の漁港で水揚げされたばかりの海の幸は、どれも鮮度抜群！

特徴はなんと言っても新鮮な海の幸！毎日新鮮な海の幸が味わえるレストラン「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」や直売所の水産物コーナーには男鹿の漁港で水揚げされた新鮮な魚介類がずらり。加工室も併設されており、魚の面倒な下処理をその場でお願いすることもできます（有料サービス・３枚おろしまで）。季節に応じて旬の魚介類が入荷しているので、リピーターさんにもおすすめです。

広々とした芝生のうえで思いっきり遊ぼう！

また、道の駅の向かい側にはJR男鹿駅前の広場「HUB A GO」が2021年にオープンしました。大型遊具のある「芝生わんぱく広場」や、ホットドッグが看板メニューのカフェ「HOT DOG CAFE HAVEA GO」が併設されており、親子連れにうれしい施設が盛りだくさん。ドライブの合間に立ち寄るもよし、男鹿温泉郷からの帰り道に立ち寄るもよし、あなただけの楽しみ方をぜひ見つけてください！

HOT DOG CAFE HAVEA GOの外観

ホットドッグをテイクアウトして公園でピクニックを楽しむのも◎

道の駅おがなまはげの里オガーレ

男鹿市船川港船川字新浜町1-19

http://michinoekioga.co.jp/

【交通アクセス】

秋田自動車道昭和男鹿半島I.C.から車で約25分（約20km）

秋田空港から車で約60分（約60km）
JR秋田駅から車で約50分（約40km）

JR男鹿駅から徒歩3分（約140ｍ）

農産物王国！「道の駅うご端縫いの郷」

西馬音内の盆踊りの衣装をイメージしたモダンな外観

最後にご紹介するのは、日本三大盆踊りの一つ「西馬音内盆踊り」が有名な秋田県羽後町にある道の駅。2021年には「そば打ち体験場」が増設されました。秋田県内で初めて東北道の駅大賞を受賞するなど、全国的にも注目されている道の駅です。

直売所には羽後町の特産品や季節の旬の農産物がところ狭しと並んでいます

羽後町は秋田県の中でも稲作や畑作が盛んなエリア。直売所には羽後町や周辺エリアから190組以上の生産者が自慢の農作物を出品しており、朝採れ・今採れの新鮮な野菜が手に入ります。また、地域のブランド牛や、地酒、地元秘伝のお漬物など、ここでしか買えない商品が盛りだくさん！

つるつるののどごしがたまらない、羽後町の名物「西馬音内（にしもない）そば」

道の駅うごの名物といえば、食堂「端縫いダイニング」の冷がけそば。お好みの献立をセルフ方式で選ぶことができます。そばに用いられる麺は毎朝手打ち・手切りをするこだわり。つなぎに布海苔を使うことで西馬音内そばの特徴であるしっかりとしたコシを生み出しています。

2021年春にオープンした「そば打ち体験場」では羽後町伝統の西馬音内そばの作り方を、地元のそば職人「西馬音内そば伝承士」が教えてくれます。所要時間は約１時間半。1回の体験につき4・5人前の蕎麦が出来上がるため、1人前だけ食べて、残りはお土産に持って帰ってもOK！。※体験は要予約。

200余年の伝統を受け継いでいます

季節限定のフレーバーが多く、何度でも訪れたくなります

「ジェラートショップうごジェラ」は、仕込みから製造までを道の駅内で行っており、“できたて”が食べられるのが特徴。羽後町の４つの酪農農家から集め地元産のフレッシュミルクを使用し、ふんわりした口溶けで濃厚なのに後味さっぱり。地元食材とコラボした季節限定フレーバーも注目！

羽後町の魅力がぎゅっと詰まったうごじぇらのジェラート。旅の思い出にお試しあれ！

染め物のプロが丁寧にレクチャーしてくれるので安心！

羽後エリアはそば打ち体験以外にも体験メニューが充実。道の駅から車で３分の場所にある、羽後着付教室「ゆめくらぶ」では、西馬音内の盆踊りの衣装にも使用されている伝統技法「藍染」体験ができます。所要時間は１2０分程度かかりますが、だからこそ「手ぬぐい」や「ハンカチ」などを世界に一つだけのデザインでつくることができます。自分や大切な人への贈り物にいかがでしょうか。

藍染体験の詳細はこちらから

完成した藍染作品。深みのある藍色がなんとも美しい！

道の駅うご端縫いの郷

雄勝郡羽後町西馬音内字中野200

https://www.hanuinosato.jp/

【交通アクセス】

湯沢ICから車で15分（約9km）

十文字ICから車で20分（約14km）

いかがでしたか？食事や、スイーツ、お土産品にアクティビティーなどなど…個性が際立つ道の駅が続々登場しています。一日時間を忘れて楽しめる、「道の駅めぐり」、ぜひ家族や友人と足を運んでみてくださいね。

（公開：2022年2月）

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