ブラウゴンとグルメ旅！ブラウブリッツ秋田を存分に味わう飲食店特集

ブラウブリッツ秋田のパワーの源「とんかつかつ吉　山王店」

官庁街に佇む一軒家。平日の昼はサラリーマンで賑わっています。

ソユースタジアムのすぐ近くにある飲食店街“秋田市山王”に店を構える「とんかつかつ吉山王店」。極上米の娘ぶたロースかつ定食、かつ鍋定食やかつカレーなど、かつをメインとした料理をランチタイムとディナータイムで提供しています。
カウンター席には選手の写真とサインが並び、テーブル席にはサイン入りのユニフォームが飾られているなど、随所にブラウブリッツ秋田への愛が溢れるお店です。

選手の顔写真がズラリ。サインは出席簿代わりだそうです。

テーブル席には、色んな時代のユニフォームとサインが飾られています。

お店を紹介してくださるのは、代表取締役の鈴木豊（すずきゆたか）さん。店内がチームカラーの青色に染められるようになったのは、約６年前に安芸銀治（あきぎんじ）選手（元ブラウブリッツ秋田所属）がふらりと訪れたことがきっかけ。「選手が食べることについて心配しないように」「一生懸命サッカーに打ち込めるように」「不安なことがあったら相談できるような心の拠り所になれるように」という想いで、仕事でもプライベートでもブラウブリッツ秋田の選手を支えています。

選手からは親しみを込めて「豊さん」と呼ばれています。

入口で大切に飾られている２つのボール。

「数あるブラウブリッツ秋田のグッズの中で、特に思い入れがあるのは２つのサインボール」と鈴木さん。向かって左側のボールは、中村亮太（なかむらりょうた）選手から贈られたJ2昇格決定時（ガンバ大阪U-23戦）の試合球で、優勝時の選手全員のサインと共にかつ吉に寄贈されました。また、右側のボールは安芸銀治選手が鈴木さんの誕生日にプレゼントしたボールだそうです。

こちらが極上米の娘ぶたロースかつ定食。こだわり抜いた食材を丁寧に油で揚げました。

そんなかつ吉の看板メニューは「極上米の娘ぶたロースかつ定食」。
米の娘ぶたは、地元農家さんが丹精込めて育てた「お米」と、乳酸菌が含まれるヨーグルトのような「ホエー（乳清）」を食べて大切に育った豚。あっさりとした脂肪と上品な塩味はお米との相性が抜群で、箸を進める手が止まりません。また、かつ吉の衣は横手市のブランド卵である「あやめ卵」や引き立ての生パン粉を使用するなど、吟味を重ねた材料のみを使用。時間が経っても揚げたてのサクサク食感が楽しめます。

「みんなで”かつ”を食べて、試合にも“勝つ”ゴン！」

選手はもちろん、試合の前後に“カツ”を入れに来るサポーターも多数いるようです。ユニフォーム着用の来店で割引、というブラウブリッツ秋田の応援企画も実施中！店内に飾られた、サポーター必見のサイン入りアイテムや写真に囲まれながら、甘くてジューシーなとんかつを味わってみませんか。

BBパークではヒレカツサンドやかつ丼を販売（提供：ブラウブリッツ秋田）

とんかつかつ吉山王店
【住所】秋田市山王1丁目3-16
【TEL】018-866-6544
【交通アクセス】秋田中央交通「県庁市役所前」より徒歩２分
【ソユースタジアムからのアクセス】徒歩10分
【公式サイト】http://akita-katsukichi.com/

試合の前後に寄ってけれ！テイクアウト＆ダイニングの二刀流「デリカトガクシ」

ソユースタジアムの徒歩圏内に店を構える。

2022年6月、地元の人から愛される「酒場戸隠」の1階にオープンした「デリカトガクシ」。店内はサッカー観戦にぴったりのお惣菜やお弁当を販売するテイクアウトコーナーと、カウンターや半個室を備えたオシャレなダイニングの２つに分かれています。
ブラウブリッツ秋田のサポーターである店主が、スタジアムで食べることを想定したテイクアウトメニューを充実させているほか、アウェイチームの産地のクラフトビールを中心に集めるなど、サポーターに嬉しいお店です。

オシャレなカウンター席もあり、お一人様にもおすすめ。

ブラウブリッツ愛に溢れることで有名な店主・三浦さん。

店主はブラウブリッツファンの三浦さん。千葉県柏市で暮らしていたときに、地元千葉で立ち上がったプロサッカーチームがJ1を目指していく中、街のサッカー熱が上がっていくムードに興奮したと当時の思いを話してくれました。移り住んだ秋田では、J3の頃からブラウブリッツ秋田を応援しています。三浦さんが思うブラウブリッツ秋田の魅力は「試合に出ている選手だけではなく、控えの選手、チームのスタッフ、みんながひたむきに勝利へ向かう姿勢」。スポーツの街として秋田を盛り上げていくため、試合前に寄って買える・試合後に飲んで語れる、そんなお店を目指しています。

バラエティに富んだおにぎりならぬ「“ト”にぎり」が並びます。

お店に入ってすぐのテイクアウトコーナーでは、デリカトガクシ特製のお惣菜やお弁当を販売しています。「選べる！おにぎり弁当」では、おにぎり２個と本日のデリを１つ組み合わせて、自分好みの弁当を作ることができます。特に、合鴨ロース、ローストビーフ、鮭いくらなど…具材が前面に出た「“ト”にぎり」は映えること間違いなし！そのほかにもレディース弁当や揚げ物メインの弁当などラインナップも豊富なので、あなたに合う試合観戦のお供がきっと見つかります。

デリカトガクシとあくらビールがコラボした「DTラガー」

ダイニングでは、昼は洋食、夜はクラフトビールやメキシカンな料理を主に提供しています。店主イチオシの「DTラガー」は、横手産ポップのIBUKIを使用したデリカトガクシの限定クラフトビール。トロピカルでジューシーな香りと、キリッとした喉越しと苦みが特徴です。他のビールも全て樽代わりで、アウェイチームの産地のビールを並べるようにしており、サッカーが好きな店主ならではのこだわりが感じられます。ケイジャンチキンやナチョスなどのスパイシーな料理とも相性抜群です！

「おしゃれな店内で試合観戦中に食べるお弁当を買うゴン！」

デリカトガクシの上の階にある「酒場戸隠」では、秋田の地酒や日本そばといった和テイストの食事を提供しています。特に「鶏ザンギそば」は、1970年から千葉県松戸で日本そば屋を営んでいた「戸隠」の味を受け継いだ蕎麦と、贅沢に一枚丸ごとカラッと揚げたザンギの両方を味わえる人気メニューです。
ブラウブリッツ愛の溢れる店主が営む「デリカトガクシ」＆「酒場戸隠」で、試合前に寄って買って、試合後に飲んで語ってみませんか。

酒のラベルで埋め尽くされた外観。呑兵衛さんにはたまりません。

スタジアムでお馴染みのザンギや頂コロッケもデリカトガクシで購入可能（提供：ブラウブリッツ秋田）

デリカトガクシ
【住所】秋田市山王2丁目7-29 シティパレス秋田壱号館1F
【TEL】デリカ：018-874-7674/ダイニング：018-874-7501
【交通アクセス】秋田中央交通「県庁市役所前」より徒歩3分
【ソユースタジアムからのアクセス】徒歩16分
【公式サイト】https://www.builda-beer.com/

ブラウブリッツ愛を語るならココ！サポーターの聖地「Belgian Beer Bar ZOT」

料理店が揃うフォレストワンビルの2Fにあります。

秋田駅周辺で飲みたいときに外せないのが「Belgian Beer Bar ZOT」。茂平（しげたいら）選手とコラボしたSUPER 8 IPAの応援企画でもお馴染みの、ベルギービール専門店です。熱狂的なサポーターである店主が営んでいて、ブラウブリッツ秋田のサポーターたちが集まる聖地として知られています。SNSを通じて話題となったことがきっかけで、県内外問わず多くのサポーターで賑わうようになりました。

ユニフォームやブラウゴンのぬいぐるみが飾られた一角。

まずは「NAMAHAGE BLUE！」のカクテルで乾杯！

特にサポーターが集まるのはデイゲームの前日。ユニフォームに身を包み、チームカラーのカクテルで士気を上げる4人のサポーターにお話を伺いました。
居住地や年齢はさまざまで、東京に住みながら毎週のように秋田に通う方や、名古屋在住でシーズンの試合を全て観戦している方も。また、チームの前身であるTDKサッカー部時代から応援している方、2017年からDAZNでJリーグの試合を見られるようになったことをきっかけにハマった方など、サポーター歴も人それぞれですが、和気あいあいとブラウブリッツ愛・ZOT愛を語ってくれました。

試合の前日から気合十分！

ZOTの魅力は、行けばサポーターがいるという安心感があり、皆で盛り上がれるところだと言います。また、応援しているチームに関係なく、サポーター同士で仲良くなることもしばしば。ZOTではブラウブリッツ秋田のサポーターはもちろん、アウェイチームのサポーターも気兼ねなくサッカー話に花を咲かせながら楽しむことができます。

ゴジラ岩が描かれた「男鹿クラフトビール」

ZOTでは多様なベルギービールやペアリングフードを取り揃えていますが、中でも秋田らしさを感じられるのが「男鹿クラフトビール」。羽後町でビール醸造を営む「羽後麦酒」の設備を借りて店主自ら開発しました。乳酸発酵特有の酸味、男鹿の塩を使用することにより引き立つ甘さ、そしてレモンサワーのような柑橘系の爽やかな味わいが特徴です。
また、今日の乾杯のドリンク「NAMAHAGE BLUE！」は、鮮やかな青色のジントニックで、ノンアルコールに変更も可能。応援歌由来のカクテルでブラウブリッツ秋田への愛を高めるのもおすすめです。

「”あなた”もぜひサポーターの聖地に遊びに来てほしいゴン！」

店内には、サポーターが集めた選手のアクリルスタンドや手作りのブラウゴンのぬいぐるみなど、見ているだけでも楽しいブラウブリッツ要素が満載！試合がない日もモニターにはクラブの公式ハイライトや様々なスポーツの映像が映し出されて賑わっています。ソユースタジアムの試合観戦に来た際には、サポーター同士の交流を楽しめる「Belgian Beer Bar ZOT」に寄ってみてはいかがでしょうか。

サポーターによる手作りのグッズが飾られています。

他のスタジアムではなかなか見かけないベルギービールや「男鹿クラフトビール」も販売中！（提供：ブラウブリッツ秋田）

Belgian Beer Bar ZOT
【住所】秋田市中通4丁目17-30 フォレストワンビル2F
【TEL】018-827-5528
【交通アクセス】秋田駅西口より徒歩5分

“勝てば大昌園”でお馴染み！「焼肉レストラン　大昌園」

大昌園が面する「南通」にはオシャレな飲食店が揃っています。

秋田駅から徒歩15分、秋田随一の繁華街である「川反（かわばた）」の近くで堂々と店を構える「焼肉レストラン大昌園（だいしょうえん）」。席数は200席で広々としていて、少人数はもちろんのこと家族や団体利用も可能です。カジュアルでありつつも上質な和牛や韓国料理、海鮮焼きを楽しめるお店として多くの人に親しまれています。
“勝てば大昌園”でお馴染みの大昌園には、ブラウブリッツ秋田の選手もよく訪れるようです。

サポーターさんに提供していただいたゲーフラの写真

ブラウブリッツ秋田を応援しているとよく耳にする“勝てば大昌園”というフレーズの由来をご存知ですか？監督の立派な似顔絵とともに“勝てば大昌園”と大きく書かれている、とあるサポーターさん手作りのゲートフラッグが発祥だそうです。その後、大昌園に通う選手やサポーターたちが「＃勝てば大昌園」「＃勝ったら大昌園」とハッシュタグをつけてSNSで投稿したことで広まっていきました。

創業から和牛にこだわり、「本物の味」を追求したお肉。

噛めば噛むほど肉の旨みが溢れ出す「和牛ユッケ」

上質な和牛のみを厳選している大昌園のお肉は、まさに勝利の宴にふさわしいクオリティ。中でも選手に人気のメニューは、焼肉の醍醐味とも言える「カルビ焼」、あっさりとしながらも味は濃く満足感抜群の「上ハラミ焼」、塩焼と言えばコレ！という人気No.1メニュー「上タン塩焼」です。また、黒毛和牛の生肉を卵の黄身ときゅうりと絡めた「和牛ユッケ」も評判です。

「試合のあとは大昌園で勝利のお祝いだゴン！」

チーム内で大昌園好きとして知られているのは、井上選手、沖野選手、千田選手、藤山選手、田中選手。特に千田選手は、試合に勝った時はもちろん、負けた時も次の試合で勝てるように食べに行くという徹底ぶりだそうです。
大昌園の公式Twitter（@daishouen4810）では、大昌園に遊びに来た選手たちのオフショットを覗くこともできます。

試合に勝利した日の田中雄大選手（左）と中村亮太選手（右）

深夜０時まで営業しているので、試合後にがっつり食べたいときやサポーター同士で盛り上がりたいときにもおすすめ！和牛のみならず、海鮮や野菜の焼物、韓国料理など…メニューが豊富なので幅広い世代で楽しめます。
ブラウブリッツ秋田が勝った日には、ぜひ大昌園で勝利をお祝いしましょう！

ユニフォームの左袖にあるスポンサーロゴにも注目です。

焼肉レストラン大昌園
【住所】秋田市中通5丁目3-22
【TEL】018-834-4810
【交通アクセス】秋田中央交通「北都銀行前」より徒歩3分/秋田駅西口より徒歩15分
【公式サイト】http://www.daishoen.com/

ソユースタジアムや秋田駅周辺のグルメ特集はいかがでしたか？ブラウブリッツ愛に溢れる飲食店と美味しい食事にブラウゴンも大満足といった様子でした。
今回ご紹介した店舗のほかにも、ブラウブリッツを応援しているサポートショップは数多くあります。秋田で試合観戦した際には、ぜひ近隣の飲食店を開拓してみてください！

（公開：2022年10月）

ブラウブリッツ秋田のパワーの源「とんかつかつ吉 山王店」

試合の前後に寄ってけれ！テイクアウト＆ダイニングの二刀流「デリカトガクシ」

ブラウブリッツ愛を語るならココ！サポーターの聖地「Belgian Beer Bar ZOT」

“勝てば大昌園”でお馴染み！「焼肉レストラン 大昌園」

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