白神山地は秋田県北西部から青森県南西部の秋田県・青森県境を中心とした広大な山岳地帯の総称です。白神山地全体の面積は両県合わせて約13万ヘクタール。このうち人の手が入っていない原生的なブナ林が「白神山地世界遺産登録区域」として1993(平成5)年12月に日本で最初の世界自然遺産に登録され、2023年で登録から30年を迎えました。 白神山地の世界自然遺産登録理由は、世界で見ても珍しい大規模なブナ・落葉樹の原生林が見られる場所として評価されたことです。 今回は日ごろの生活に疲れ、体を動かしながら大自然と触れ合いたい! と、白神山地にやってきたオトナ女子のトレッキングツアーに密着。ガイドさんと一緒に山歩きなんて、初めてです。 白神山地は一般の人が入れないエリアもあるため、ガイドさんイチオシの藤里町の岳岱(だけだい)自然観察教育林をご案内いただきました!
山に入る前にしっかりとブリーフィングを行い、行程や見どころをチェックします。
秋田白神ガイド協会 会長 斎藤栄作美(えさみ)さん
足元はウッドチップでフワフワな部分も
笹の葉に包まれて登場した1番人気の「だまっこ屋」のお弁当はジブリ映画に登場しそうなかわいらしさ。
ブナ原生林を歩いて進んだ先に貴重なトンビ舞茸を発見!
ブナ林のなかで静かに横たわる「400年ブナ」
400年ブナの写真・「森の巨人たち百選」の写真
落ち葉が積み重なりスポンジ状になった腐葉土
森の湧水では白神の恵み、超軟水の湧き水を飲む事ができます。
白神山地の植生や生態系などをユニークな展示品とともに分かりやすく楽しく教えてくれる場所です。
ここで情報を仕入れてからツアーやトレッキングに出発するのが◎。
観光案内所、物産販売所、食堂が併設する、トレッキング後にもオススメの立ち寄りスポット。
トレッキングの疲れを癒すため、ちょっぴり欲張って「もりのソフト」と「オトナソフト」のふたつを注文しました。(限定各20個)
お土産コーナーでは工芸品の天然木のコースターやお箸、地元野菜、オシャレな山グッズ、白神山水などバラエティーに富んだアイテムをゲットできます。