森吉山の樹氷 自然が作り出した芸術・冬の絶景秋田旅

森吉山の樹氷 自然が作り出した芸術・冬の絶景秋田旅

秋田県北秋田市の森吉山(もりよしざん)は、花の百名山として知られていますが、実は冬も見逃せない絶景スポット。青森の八甲田、山形の蔵王とともに、日本三大樹氷観賞地と言われていて、巨大なスノーモンスターの「樹氷(じゅひょう)」を見ることができます。冬の時期だけの絶景を見に、秋田に旅をしに来てみませんか?

>2024.1.17追記
森吉山の樹氷へは「森吉山周遊乗合タクシーBコース」でアクセス可能です。2024年1月17日~WEB予約による運行がスタートしました!予約はこちらから

巨大なスノーモンスターを間近で見よう!

森吉山の樹氷 自然が作り出した芸術・冬の絶景秋田旅 | ブランニューアキタ | アキタファン

樹氷は高さ5メートルを超えることもあるそう。

樹氷は、アオモリトドマツの木に氷と雪がついて大きく成長したもので、その見た目から「スノーモンスター」と呼ばれています。いくつもの気象条件を満たさないと樹氷が成長しないことから、観賞できる場所は世界的にも貴重です。 
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標高が高くなるにつれ、木にはたくさん雪がつく様子が見られるようになります。

森吉山阿仁スキー場の駐車場から樹氷群があるエリアまではゴンドラに乗車していきます。標高およそ1,167メートル地点の8合目までゴンドラで行くことができるため、初心者や体力に自信のない方も気軽に訪れることができます。ゴンドラは乗車定員が6人のため、プライベート感のある空間で約20分間の空中散歩を楽しめるのも魅力です。

山頂駅舎についたらビジターセンターに立ち寄ろう!

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樹氷観賞の方にスノーシューを無料貸し出ししています。

ゴンドラ山頂駅舎に到着すると、駅舎から直結している森吉山ビジターセンター「ぷらっと」があります。毎年1月から3月の樹氷観賞期間中は、樹氷スタッフが常駐し、樹氷ができる仕組みを教えてくれるほか、スノーシュー(西洋式のかんじき)やストックなどの無料貸し出しも行っています。防寒対策さえすれば、装備を準備しなくても気軽に行けるのはうれしいですね!
※スノーシューなどの無料貸し出しは樹氷観賞の方のみ。登山する方へは山麓駅舎の有料貸し出しを実施。

樹氷群があるエリア「樹氷平」までは徒歩5分!

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自然のアートと言える樹氷群と青空のコントラスト。心が洗われます…。

ゴンドラ山頂駅舎から5分ほど登っていくと「樹氷平」と呼ばれる樹氷が立ち並ぶエリアがあります。スノーモンスターを間近で見ると、その迫力に圧倒されます。樹氷平の周辺を回る散策コースは約30分で回ることができるので、気軽に訪れることができます。
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晴れた時の見晴らしは最高です!

散策コースを出て山頂方面へも行けますが、散策コースから外れる場合は登山届の提出をお忘れなく! 歩いて登るのが難しい方は山頂駅舎のぷらっとからでも樹氷観賞を十分楽しむことができますよ!
樹氷の観賞期間は毎年1月から3月上旬。見頃は2月です。
 
森吉山阿仁スキー場
北秋田市阿仁鍵ノ滝79-5

移動は秋田内陸線で!

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車窓から動物の足跡などが見られることも。雪がある冬ならでは!

森吉山への最寄り駅は秋田内陸線の阿仁合駅。阿仁合駅から森吉山阿仁スキー場(ゴンドラ乗り場)までは森吉山周遊乗合タクシーが運行しています。
東京からは、秋田新幹線で角館駅まで来て秋田内陸線への乗り換え。または、飛行機で羽田空港から大館能代空港まで来て秋田内陸線の鷹巣駅から阿仁合駅へ。もしくは大館能代空港か鷹巣駅からの周遊乗り合いタクシーでアクセスができます。

秋田内陸縦貫鉄道株式会社
北秋田市阿仁銀山字下新町41-1
森吉山周遊乗合タクシーはこちら

スノーアートも見られます!

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写真は縄文小ヶ田駅での過去のスノーアートの様子。

内陸線の沿線ではスノーアートも開催!スノーアートとは雪が降り積もった田んぼに、足跡で模様を作り上げるもの。再び雪が降り積もると消えてしまうため、一瞬の美しさが魅力です。2024年は、2月9日と10日(2月9日は17時30分から鑑賞可)、上桧木内駅ホーム向かいの田んぼに作られ、内陸線の車窓やホームから観賞できます。
 
内陸線スノーアート
0186−82−2114(秋田内陸地域公共交通連携協議会)
※気象条件によって見づらい場合や鑑賞期間が変更となる場合があります。

いかがでしたか? 体力に自信のない方はゴンドラ山頂駅舎から見るだけでも、初心者の方は30分の散策コースを回るのでも、十分に楽しめるのが森吉山の魅力です。冬の時期しか見られない自然のアートを気軽に、そして間近で感じてみませんか?
 
(公開:2023年12月)