秋田県内陸部にある横手市は、豪雪地帯として知られています。冬の小正月行事として知られている「かまくら」は横手で450年続く民族伝統行事。雪で作った室の中に水神様を祀り、地元の子供達が甘酒やお餅で訪れた客人をもてなします。また、農業が盛んな地域でもあり、米やきれいな水に恵まれていることから、酒蔵も多いエリアです。横手市の増田地区は、重要伝統的建造物群保存地域にしてされており、昔ながらの町並みが今も残されています。「内蔵」と呼ばれる蔵は豪華な意匠が施されており、豪雪から大切な蔵を守るために屋内に設置されています。